住民監査請求の手引き

住民が監査委員に対し、市の財務に関する行為について適正な運営の確保を求め必要な措置を講ずるよう請求できます。

監査請求することができるのは、次に掲げる市の財務会計上の行為に限ります。

1. 公金の支出
2. 財産（土地、建物、物品など）の取得、管理、処分
3. 契約（売買、工事請負、購買など）の締結、履行
4. 債務その他の義務の負担
5. 公金の賦課・徴収を怠る事実
6. 財産の管理を怠る事実

• 上記の1～4については、それぞれの行為が行われることが相当の確実さで予測される場合も含みます。
• これらの行為のあった日または終わった日から1年以上経過している場合は、正当な理由がない限り請求することができません。

次の要件をすべて満たすことが必要です。

1. 請求の対象となる行為が秘密裡に行われたものであること。
2. その行為を相当の注意力をもって調査しても、客観的にみて知ることができなかったといえること。
3. その行為を知ってから相当の期間内に監査請求していること。（相当な期間内とは、事案によって異なります）

○1年以上経過した事案を請求する際には、請求書のなかで正当な理由の存在を書いていただく必要があります。

監査請求で求めることができる内容は次の事項です。

1. 当該行為を防止または是正するために必要な措置
2. 当該怠る事実を改めるために必要な措置
3. 当該行為または怠る事実によって市の被った損害を補填するために必要な措置

• 請求できるのは、大網白里市に住所を有する方です。また、市に所在する法人もできます。
• 所定の書面（請求書）を作成して請求します。
• 請求する際には、違法または不当とする行為のすべての事実を証明する書面を添付することが必要です。（開示された公文書の写しや新聞記事の写しなど）
• 請求書の請求人欄は、自署・押印をしていただきます。

請求書の様式及び記入の仕方については次のとおりです。

請求書の提出は直接書類を持参または郵送で下記の事務室までお願いします。