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    平成20年度予算について

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:388

    平成20年度予算について

     平成20年度予算編成の方針は、財政の健全性を維持することを基本とし、税収入の確保、受益者負担の適正化等財源の確保に努めることに重点をおいています。
     また、効率的な行政運営を行うために事業の「選択と集中」を図り、推進する事業と合理化する事業を見極めながら、「住んでよかった大網白里町」を創りあげるべく、下記の3項目を重点施策としています。

    重点施策

    • 効率的な行財政運営と住民参加のまちづくりの推進
    • 大網駅周辺の都市基盤整備の促進と都市機能の充実
    • 地域社会との連携による福祉サービスの充実

    平成20年度予算の内訳

    平成20年度予算の内訳  (単位:千円,%)
    区   分 平成20年度 平成19年度 増減額 伸率
    一般会計 11,154,000 11,324,000 △ 170,000 △ 1.5
    特別会計 国民健康保険特別会計 4,780,461 4,635,381 145,080 3.1
    老人保健特別会計 313,503 2,919,196 △ 2,605,693 △ 89.3
    後期高齢者医療特別会計 346,789 346,789 皆増
    救護施設事業特別会計 218,402 220,748 △ 2,346 △ 1.1
    土地取得事業特別会計 51,111 30,102 21,009 69.8
    公共下水道事業特別会計 2,053,237 1,411,045 642,192 45.5
    農業集落排水事業特別会計 142,828 144,873 △ 2,045 △ 1.4
    介護保険特別会計 2,493,211 2,400,476 92,735 3.9
    土地区画整理事業特別会計 470,677 322,525 148,152 45.9
    小     計 10,870,219 12,084,346 △ 1,214,127 △ 10.0
    ガス事業会計 3条 事業収益 746,776 724,796 21,980 3.0
    事業費用 726,630 707,130 19,500 2.8
    4条 資本的収入 27,982 31,158 △ 3,176 △ 10.2
    資本的支出 112,172 113,815 △ 1,643 △ 1.4
    小     計 838,802 820,945 17,857 2.2
    病院事業会計 3条 事業収益 1,901,566 1,851,443 50,123 2.7
    事業費用 1,901,566 1,851,443 50,123 2.7
    4条 資本的収入 225,169 45,034 180,135 400.0
    資本的支出 273,666 119,828 153,838 128.4
    小     計 2,175,232 1,971,271 203,961 10.3
    合     計 25,038,253 26,200,562 △ 1,162,309 △ 4.4

    予算編成と予算の特徴

    (1)予算編成の特徴

     平成20年度予算編成にあたっては、税制改正や景気の鈍化により町税の増収が期待できない中にあって、物件費や扶助費等の経常的経費の増額が予想されたことから、自主的見直し、事業の再構築、歳出総額の抑制を図るため、引き続き枠配分方式による予算編成を行い、既に着手している「大網駅東土地区画整理事業」、「小中学校の耐震化対策事業」、「少子化対策事業」に加え、「生活安全安心対策事業」を重点事業と位置づけ、事業の選択と集中を図っています。

    (2)予算の特徴

     平成20年度予算の特徴は、次のとおりです。
     
    1. 4年連続で一般会計予算が減額 1.5%減 総額111億5,400万円
    2. 一般財源は前年度比0.1%増の84億3,431万円を確保
    3. 少子化対策事業への重点的な予算配分 3,631万円の増額
    4. 投資的経費を一般会計で37.2%減,4億1,408万円の抑制
     

    特徴1.2.について

     景気の鈍化、住宅ローン控除の住民税適用などにより町税は減収見込みとなりますが、地方再生対策費の創設による交付税の増額等により、一般財源は前年度並みの総額を確保できる見通しとなりました。
     一方、寄附金や町債が大きく減額となる見込みであることから、基金からの繰入金を増額して対応しています。
     その結果、予算規模としては対前年度比1.5%減の111億5,400万円となっています。

    特徴3.について

     少子化対策事業へ重点的に予算を配分しました(対前年度比3,631万円の増額)。
     
    ・乳幼児医療費助成の充実 64,000千円(27.9%増)
     小学校就学前までの乳幼児医療費(保険診療内)を無料化しています。
    ・出産子育て支援事業の拡大 13,300千円(33.0%増)
     第2子以降の出産に育児支援として10万円を支給します。
    ・学童保育の拡充 36,820千円(18.0%増)
     保育時間帯を拡大し、仕事と子育ての両立を支援します。
    ・放課後子ども教室事業の拡充 8,590千円(222.6%増)
     事業実施箇所を2箇所から3箇所に増やします。
    ・妊婦健康診査の拡充 11,890千円(271.0%増)
     妊婦の方の公費負担による健康診査の回数を増加します。

    特徴4.について

     限られた財源を有効かつ効率的に活用するため、平成20年度については以下の重点事業に予算を重点的に配分した結果、一般会計で投資的経費を対前年度比で▲37.2% 4億1,408万円抑制しました。
     
     ・大網中学校教室棟耐震構造改修事業 44,262千円
     ・瑞穂小学校耐震構造改修設計業務 9,246千円
     ・増穂小学校耐震構造改修設計業務 9,183千円
     ・排水対策事業(下ヶ傍示地区他) 72,404千円
     ・通学路整備事業(木崎地区) 32,000千円
     ・大網駅東土地区画整理事業(特別会計) 398,448千円