平成19年度予算について
- [公開日:]
- [更新日:]
- ID:394
平成19年度予算について
平成19年度予算編成の方針は、財政の健全性を維持することを基本とし、税収入の確保、受益者負担の適正化等財源の確保に努めることに重点をおいています。
また、効率的な行政運営を行うために事業の「選択と集中」を図り、推進する事業と合理化する事業を見極めながら、「住んでよかった大網白里町」を創りあげるべく、下記の3項目を重点施策としています。
重点施策
- 効率的な行財政運営と住民参加のまちづくりの推進
- 大網駅周辺の都市基盤整備の促進と都市機能の充実
- 地域社会との連携による福祉サービスの充実
平成19年度予算の内訳
区 分 | 平成19年度 | 平成18年度 | 増減額 | 伸率 | ||
---|---|---|---|---|---|---|
一般会計 | 11,324,000 | 11,403,000 | △ 79,000 | △ 0.7 | ||
特別会計 | 国民健康保険特別会計 | 4,635,381 | 4,097,437 | 537,944 | 13.1 | |
老人保健特別会計 | 2,919,196 | 2,973,498 | △ 54,302 | △ 1.8 | ||
救護施設事業特別会計 | 220,748 | 227,001 | △ 6,253 | △ 2.8 | ||
土地取得事業特別会計 | 30,102 | 74,682 | △ 44,580 | △ 59.7 | ||
公共下水道事業特別会計 | 1,411,045 | 1,359,032 | 52,013 | 3.8 | ||
農業集落排水事業特別会計 | 144,873 | 159,078 | △ 14,205 | △ 8.9 | ||
介護保険特別会計 | 2,400,476 | 2,220,175 | 180,301 | 8.1 | ||
土地区画整理事業特別会計 | 322,525 | 265,286 | 57,239 | 21.6 | ||
小 計 | 12,084,346 | 11,376,189 | 708,157 | 6.2 | ||
ガス事業会計 | 3条 | 事業収益 | 724,796 | 712,065 | 12,731 | 1.8 |
事業費用 | 707,130 | 700,860 | 6,270 | 0.9 | ||
4条 | 資本的収入 | 31,158 | 25,365 | 5,793 | 22.8 | |
資本的支出 | 113,815 | 97,900 | 15,915 | 16.3 | ||
小 計 | 820,945 | 798,760 | 22,185 | 2.8 | ||
病院事業会計 | 3条 | 事業収益 | 1,851,443 | 1,849,680 | 1,763 | 0.1 |
事業費用 | 1,851,443 | 1,849,680 | 1,763 | 0.1 | ||
4条 | 資本的収入 | 45,034 | 43,458 | 1,576 | 3.6 | |
資本的支出 | 119,828 | 97,685 | 22,143 | 22.7 | ||
小 計 | 1,971,271 | 1,947,365 | 23,906 | 1.2 | ||
合 計 | 26,200,562 | 25,525,314 | 675,248 | 2.6 |
予算編成と予算の特徴
(1)予算編成の特徴
平成19年度予算編成にあたっては、税制改正や税源移譲による町税の増収が見込まれる一方で「基本方針2006」によって国庫補助負担金・交付税の縮減が見込まれるほか、物件費や扶助費等の経常的経費の増額が予想されたことから、自主的見直し、事業の再構築、歳出総額の抑制を図るため、大網駅東土地区画整理事業、金谷川河川改修事業に加え、少子化対策事業、白里小給食室改修事業、小中学校の耐震化対策事業を重点事業と位置付け、事業の選択と集中を図っています。
(2)予算の特徴
平成19年度予算の特徴は、次のとおりです。
1.町税が5年ぶりの大幅増収 7億円,16.1%の増額
2.少子化対策・子育て支援事業への重点的な予算配分 3,839万円の増額
3.投資的経費を一般会計で18.9%減,2億5,875万円の抑制
4.財政調整基金の繰り入れ抑制 29.2%減
特徴1.について
定率減税の廃止や税源移譲により住民税が大幅な増収となり、町税全体で7億円増の50億8,400万円(16.1%増)となりました。
一方、所得譲与税や減収補てん債の廃止や地方交付税の縮減のほか町債、基金繰入を縮小した結果、予算全体では113億2,400万円と対前年度比0.7%減に抑制しています。
特徴2.について
少子化対策・子育て支援事業へ重点的に予算を配分しました(対前年度比3,839万円の増額)。
・乳幼児医療費助成の拡大 50,049千円(65.5%増)
対象年齢を3歳未満児から小学校就学前までに拡大します。
・出産子育て支援事業の創設 10,000千円(新規事業)
第2子以降の出産に育児支援として10万円を支給します。
・学童保育の拡充 31,218千円(23.4%増)
保育時間を拡大し、仕事と子育ての両立を支援します。
・放課後子ども教室事業の創設 2,664千円(新規事業)
特徴3.について
限られた財源を有効かつ効率的に活用するため、平成19年度については以下の重点事業に予算を重点的に配分した結果、一般会計で投資的経費を対前年度比で▲18.9% 2億5,875万円抑制しました。
・金谷川河川改修事業 122,292千円
・白里小学校給食室改修事業 146,137千円
・大網中学校教室棟耐震構造改修事業 86,760千円
・大網駅東土地区画整理事業(特別会計) 322,525千円
特徴4.について
さまざまな要因により財源が縮小していく中、経費の節減や財源の有効かつ効率的な活用を図り、財政調整基金による年間収支不足の調整を対前年度比29.2%減の2億8,248万1千円に抑制しました。