永田旭連の獅子舞(永田獅子旭連)
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永田旭連の獅子舞(永田獅子旭連)
獅子舞
永田の獅子舞は、伊勢の太神楽(だいかぐら)の系統で、慶長年間に隣村の萱場大村谷(現在の茂原市萱場)から伝わったと言われて、地域の行事には欠かせない郷土芸能として親しまれています。
演目は、布の舞・幣束(へいそく)の舞・鈴の舞・剣の舞・お染獅子等です。以前は旧暦の1月11日、9月19日の春秋2回の祭典で、矢口神社に獅子舞が奉納されていましたが、現在は1月の第2日曜日、10月の第3日曜日に変更されています。
永田旭連の昔
旭連獅子舞は昔から宿が決められていて、宿は「獅子舞の宿」と「幟(のぼり)の宿」となっていました。5軒1組で各組から代表が出てくじ引きにより決められていました。
旭連中は世話人、小世話人、後見、連外で組織されていました。世話人は旭連を代表する「親方」としての存在でした。小世話人は世話人を補佐し、後見は世話人の役が終わったものとし、指導、助言、介添えなどをしました。連外は後身の役が終わり連中を引退したもので必要に応じて指導相談等を行いました。
お染獅子(郷土芸能発表会)
お染獅子(郷土芸能発表会)
市指定無形民俗文化財
昭和55年4月30日付けで永田獅子旭連の獅子舞が町(当時)の無形文化財に指定されました。以来、敬老の日や文化の日などの行事に出演する機会が多くなりました。