非核平和都市宣言
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「大網白里市非核平和都市宣言」に関する決議
世界の恒久平和は、人類共通の願望である。しかしながら、世界においては、今なお核軍備の拡張が依然として続けられ、世界平和に脅威をもたらしていることは、まことに憂慮に耐えないところである。
我国は、世界で唯一の核被爆国であり、また平和憲法の精神からも二度と再びあの広島と長崎の被爆による惨禍を絶対に繰り返させてはならない。
よって、大網白里町は「核を持たず、つくらず、持ち込ませず」の非核三原則が完全に実施されることを願い、一日も早く核兵器の全面禁止、完全廃絶と世界平和を訴え、この人類共通の大義に向かって不断の努力を続けることを決意し、ここに「非核平和都市」宣言を決議する。
昭和61年3月26日 大網白里町議会
※決議文については当時の原文そのままです。
制定の趣旨
大網白里市は、核兵器の廃絶と世界の恒久平和をめざして上記のとおり、昭和61年3月26日に「非核平和都市宣言」をいたしました。
また市では、この宣言を受けて非核平和宣言都市であることを市民の方々に知っていただくとともに、平和への理解を深めていただくため、宣言塔を市内(大網駅前、季美の森県道脇、国道128号と10メーター道路の交差点付近、市役所入口、白里小学校前県道、中部コミュニティセンター入口)に6基設置しております。
加えて将来を担う子供たちに戦争の悲惨さと平和の尊さを伝えるため、「原爆被爆と戦時下の郷土資料展」やその他のイベントを企画・実施しております。