利用者負担額（保育料）の算定誤りについて（第2報）

令和5年3月31日にお知らせしました令和4年度の保育料の算定誤りにつきましては、対象となる保護者に謝罪のうえ、返還手続きが終了したところです。

令和3年度以前につきましては、関係文書を保存している平成29年度までの保育料等の調査を実施いたしましたので、調査結果及び対応方針をお知らせします。

1. 「大網白里市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の利用者負担に関する規則」で無償となっている区分について、保育料の算定の参考としていた「基準額表」に誤りがあり、令和元年10月から保育料を過大に算定していた。
2. 在宅障がい者がいる世帯については、保育料及び給食費の軽減措置を適用すべきところ、一部の世帯に対し、これを適用せず過大に算定していた。

28世帯　2，943，280円（別途、還付加算金を計算し還付）

対象となる保護者に連絡し、状況説明、謝罪及び還付手続きを案内し、過大に徴収していた金額を、令和5年5月末を目処に返還いたします。

なお、在宅障がい者のいる世帯の保育料軽減措置は、平成27年度からの制度であり、平成27年度及び平成28年度分についても申し出により、調査を実施のうえ返還いたします。   

本件は、保育料の根拠法令の確認不足によるものであり、根拠法令の確認を徹底し事務を進めてまいります。

保育料の算定誤りにより、保護者の皆さまはもとより、市民の皆さまにはご迷惑とご心配をおかけし、大網白里市政に対する信頼を損なうことになりましたことにつきまして、心より深くお詫び申し上げます。

今回の誤りを厳粛に受け止め、根拠法令の確認の徹底及び各業務の過程ごとの確認体制を強化することにより、再発防止に努め、市民の皆さまの信頼回復に取り組んでまいります。