市長とのふれあいミーティング(第18回:女性消防団員)
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ふれあいミーティングとは
市では、市民や各種公益団体、事業者等、幅広い分野に携わる多くの方々と自由な意見交換を行うことで「未来に向けてみんなでつくろう! 住みたい・住み続けたいまち」に向けた今後の市政運営への参考とするため、ふれあいミーティングを開催しています。
第18回対談(女性消防団員)
女性消防団員の皆さん
18回目は、 火災予防の啓発や救急救命講習の講師で活躍中の「女性消防団員」の皆さんにお話を伺いました。
※「女性消防団員」以下「消防団」
(市 長)
皆さんは普段どのような活動をされているのですか。
(消防団)
男性の消防団員は現場で活動しますが、私たちは予防活動がメインになります。現在、女性消防団員は8人で、救急救命講習や火災予防等の広報活動などをしています。
(市 長)
予防活動は、具体的にどんなことをしているのですか。
(消防団)
救急救命講習の依頼が多いですね。現在はコロナ禍で行っていませんが、例年ですと、会社や学校、自治会など年間20回以上実施しています。指導の資格を持っている団員が交代で出ています 。
(市 長)
実際にそうした知識が役立った場面はありますか。
(消防団)
消防団に入る前に親戚が倒れ、電話で救急隊の指示を聞きながら対処したことがあります。どこでこういう場面に遭うか分かりませんし、知っていると知っていないとでは大きな違いがあると感じました。救急車が到着するまで、平均で8分かかると言われています。その8分間、何もしないで待つのか、心肺蘇生法などの活動をしながら待つのかで予後が違うと分かりました。それを少しでも市民の方に伝えていければと活動しています。
(市 長)
活動し始めて、イメージが変わったことはありますか 。
(消防団)
他の市ではもっと年配の方が活動されていたり、女性でも操法を行っていたりと、市町村によって在り方が全然違うんだと知りました。それぞれの市町村の状況に合わせて、独自のやり方を考えていくことが大切だと思います。大きい市は、団員の人数も多いですが、本市ではまだまだ活動を認知していただけていないと感じます。
(市 長)
もっと活動のPRをしていきたいですね。
(消防団)
広報紙や産業文化祭でもPRしていますが、大変な活動だというイメージがあるのか、なかなか入団には結びつきません。やはり、ある程度の人数がいないと活動内容にも制限があり、できれば各地区から数人ずつでも参加してくれるといいなと思います。地道にPRを続けるしかないですね。
(市 長)
市としてもPR活動を後押ししますね。
※消防団の活動に興味のある方は安全対策課(0475-70-0303)まで問い合わせください。