BCG予防接種(2024年度)
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BCG予防接種
BCGは結核を予防するために接種するワクチンです。BCG予防接種は基本的に乳児健診(4~5か月健診)と一緒に実施し、対象者には個別通知をします。
結核とは
結核菌の感染で起こります。結核患者はかなり減少しましたが、まだ毎年患者は発生しているため、大人から子どもに感染する可能性もあります。結核に対する抵抗力(免疫)は、お母さんからもらうことが出来ないので、生まれたばかりの赤ちゃんもかかる可能性があります。乳幼児は結核に対する抵抗力(免疫)が弱いので、全身性の結核症にかかったり、結核性髄膜炎になることもあり、重い後遺症を残す可能性があります。
BCGワクチンについて
BCGワクチンは結核菌を弱くして作ったワクチンです。接種方法は、スタンプ方式で上腕の2ヵ所に押しつけて接種をします。接種したところは、日陰で乾燥させます。接種後10日頃に接種局所に赤いポツポツができ、一部に小さいうみができることがあります。この反応は、接種後4週間頃に最も強くなりますが、その後は、かさぶたができて接種後3ヵ月までには治り、小さな傷あとが残るだけになります。これは異常反応ではなく、BCG接種により抵抗力(免疫)がついた証拠です。自然に治るので、包帯をしたり、絆創膏をはったりしないで、そのまま清潔に保ってください。
副反応
接種をした側のわきの下のリンパ節がまれに腫れることがあります。通常、放置して様子をみてかまいませんが、ときにただれたり、大変大きくはれたり、まれに化膿して自然にやぶれて膿がでることがあります。
また、お子さんが接種前に家族など身近な人からうつるなどして結核菌に感染している場合は、接種後10日以内にコッホ現象が起こることがあります。通常の反応における接種局所の反応の発現時期(おおむね10日前後)と異なり、接種後数日間の早い段階で発現します。コッホ現象と思われる反応がお子さんにみられた場合は、速やかにかかりつけ医に相談または医療機関を受診してください。治療を要することがあります。この場合、お子さんに結核をうつした可能性のある家族など身近な人も医療機関でのチェックが必要になります。
コッホ現象
接種後、受けたところの針跡が3~10日以内に赤く腫れて膿んできたら、接種前から結核に感染していた可能性があります。これはワクチン接種による副反応ではありません。結核にかかっている可能性があるので、あわてずに、数日以内に保健センター、もしくはかかりつけ医にご相談ください。
対象年齢
生後12か月未満
標準年齢
生後5か月~8か月の前日まで
※あくまで目安の年齢なので、この時期を外れても受けることができます。
接種回数
1回接種
集団接種
日程
2024年4月26日(金)、5月28日(火)、6月24日(月)、7月31日(水)、8月23日(金)、9月25日(水)、10月29日(火)、11月25日(月)、12月23日(月)
2025年1月29日(水)、2月28日(金)、3月25日(火)
受付時間
お知らせ後に保護者が予約した時間
場所
大網白里市 保健文化センター 1階
持ち物
- 母子健康手帳
- 予診票 乳児健診を受ける方は健診票も必要です。
- バスタオル(会場で衣類の着脱の際、下に敷いたり、おくるみに使用します)
個別接種
市内の医療機関または千葉県内相互乗り入れ制度に加入している医療機関では接種を受けることができます。
住所 | 電話番号 | |
---|---|---|
うじはらクリニック | みやこ野1-2-1 | 0475-73-3320 |
のなKidsクリニック | 大網658-2 | 0475-71-3223 |
資料
BCGに関する資料
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