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あしあと

    蚊・ダニに刺されないようにしましょう!

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:10817

    蚊・ダニに刺されてかかる感染症があります

    マダニに刺されて日本紅斑熱が発症することがあります

    ダニが媒介する感染症のうち、日本紅斑熱については、8月に千葉県内で死亡例が確認されました。

    日本紅斑熱は、病原体を保有したマダニからの刺咬によって、感染しますので、特にダニが多く生息する野山、畑、草むら等に出かけるときは次のことに注意しましょう。

    (1)長袖、長ズボンなどで肌の露出を少なくし、防虫スプレーを使用する。

    (2)直接、草むらや地面に座ったり、衣服を置いたりしない。

    (3)帰宅後はすぐに入浴し体についたダニを落とし、新しい衣服に着替える。

    ※適切な抗菌薬の投与により治療可能ですが、治療が遅れると重症化し、死亡することもあります。

      症状がある場合は速やかに医療機関を受診しましょう。


    日本紅斑熱とは

    <感染経路>

    ・この病気を媒介するマダニは広く生息し、発生地域は主に太平洋側の温暖な地域に限局。

     春から秋の長い間、注意が必要。

    ・人から人への感染はない。

    <病原体>

    ・リッケチア・ジャポニカという病原微生物

    <潜伏期間>

    ・2~10日

    <症状>

    ・主要な症状は高熱、発疹、刺し口

    <治療>

    ・テトラサイクリン系の抗菌薬

    <予防>

    ・ワクチンはなくダニの刺咬を防ぐことが重要

    【参考】

    感染症予防のための情報提供について(千葉県ホームページ)

    https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/press/2020/nihonkouhannetsu20200815.html

    ダニ媒介感染症について(千葉県ホームページ)

    https://www.pref.chiba.lg.jp/shippei/kansenshou/tick.html


    蚊に刺されてデング熱を発症することがあります

    デング熱とは

    ・デングウイルスが感染しておこる急性の熱性感染症です。

    ウイルスに感染した患者を蚊が吸血すると、蚊の体内でウイルスが増殖し、その蚊が他者を吸血することで感染します。

    ヒトからヒトに直接感染するような病気ではありません。

    <症状>

    ・発熱、発疹、頭痛、筋肉痛など。まれに重症化することがありますが、通常は、発症後、2~7日で解熱します。

    <予防策>

    ・屋外の蚊が多くいる場所で活動する場合は、できるだけ肌を露出せず、虫よけ剤を使用するなど、蚊に刺されないように注意してください。

    ・蚊に刺されて発熱等の症状がある場合は、医療機関を受診してください。

    【参考】

    蚊媒介感染症(厚生労働省ホームページ)

    https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000164483.html