令和3年度実施 住民協働事業成果報告書
[2022年5月26日]
[2022年5月26日]
成果報告書
住民協働事業審査会による講評
本日は2つの団体に発表をいただいたが、いくつも両団体に共通する点があると思う。日本語教室委員会さんもリンクさんも、外国人と引きこもりの「当事者」にどのように接していくのかが重要になってくる。当事者一人一人の抱える問題は異なっているため、当事者を一括りにしては、問題の解決には至らない。支援者全員で当事者一人一人の情報を共有し、当事者がどこからでも情報を得られる、どこにでも相談できるといった支援体制の拡充をすることが重要となる。
次に、協働事業そのものについてだが、協働事業は数年間補助金をもらって活動するが、この数年が終わったら団体の活動も終了となっているところが非常に多い。協働事業実施中に得た知識・経験等をどうやって後に残すか、ポスト協働事業をどう継続させていくかが重要となる。団体も行政もこの協働事業でできた繋がりを大切にしてほしい。
また、最後となるが、今後是非チャレンジしてほしいのは、「広域連携」である。近隣市の茂原市や千葉市は連携が盛んに行われている。行政の担当者だけでは、団体、企業を繋いだりして、ネットワークを作るのは難しいと思う。そこで民間の力を活用してほしい。また、先ほど、日本語教室委員会さんの発表でもあったが、「教える人」の研修も、近隣の市町村と連携して行うことができると思う。同じように、リンクさんの取り組みでも山武市や横芝光町での活動を活かして、「山武郡市」で引きこもりの問題を考えるネットワークを構築し、徹底的に周知していってほしい。現在の市民活動は「広域化」が進んでいる。団体と担当課の1対1のやり取り、点と点のやり取りだったものを、「面と面」の繋がりにして、広域的な環境を構築していってほしい。
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