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あしあと

    海外渡航時の感染症に注意しましょう

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:14642

    海外渡航の際は、感染症に注意しましょう

    海外では、日本に常在しない感染症や日本よりも高い頻度で発生している感染症が報告されており、海外滞在中にこれらの感染症への感染を防止するためには、事前に予防方法などを知ることが重要です。

    海外への渡航を計画する前に

    これまでに自分が受けた予防接種について、母子手帳などで確認をしましょう。
    海外渡航に際し、推奨されている予防接種で、まだ受けていないものがあれば、時間的な余裕をもって医師に予防接種の相談をするなど、適切な感染予防を心がけましょう。

    旅行中に注意すべきこと

    海外では、日本にはない病気がたくさんあります。海外旅行では、時差や気候の違いなどから、さまざまなストレスを受ける可能性があります。その結果、免疫力が低下し、病気にかかりやすくなってしまいます。一生治療を続けなければならない病気もあります。無理のないスケジュールを心がけ、避けられる危険を避け、楽しい旅行にしましょう。

    • 生水、氷、カットフルーツの入ったものを食べることは避けましょう。
    • 食事は、十分に火の通った信頼できるものを食べましょう。
    • 蚊、ダニに刺されないように、服装に注意し、必要があれば虫よけ剤を使うなどしましょう。
    • 動物は、狂犬病や鳥インフルエンザなどのウイルスをもっていることがあります。また、ヒトコブラクダはMERSコロナウイルスを持っていることがあります。むやみに近寄ったり、触らないようにしましょう。
    • 薬物やゆきずりの性交渉で感染し、一生後悔することのない行動をとりましょう。
    • 咳や発熱、発疹など、なんらかの症状がある方との濃厚な接触は避けるようにしましょう。


    帰国時・帰宅後に体調が悪くなったら

    帰国時

    空港や港に設置されている検疫所では、渡航者の方を対象に健康相談を行っています。
    帰国時に発熱、咳、発疹、下痢などの症状があったり、具合が悪かったり、体調に不安がある場合や動物に咬まれた、蚊に刺されたなど渡航先での出来事で健康上心配なことがありましたら、検疫官等に相談してください。

    帰宅後

    感染症には、潜伏期間が数日から1週間以上と長いものもあり、渡航中または帰国直後に症状がなくても、しばらくしてから具合が悪くなる場合があります。
    その場合は、医療機関を受診し、渡航先、滞在期間、現地での飲食状況、渡航先での活動内容、動物との接触の有無、ワクチン接種歴などについて必ず伝えてください。

    参考