フレイルやロコモを予防して健やかな高齢期を過ごしましょう!
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「フレイル」とは??
「フレイル」とは、健康な状態と介護が必要な状態の中間に位置する身体的機能や認知機能の低下がみられる状態をいいます。
「足腰の筋力が落ちた気がする」「気分が落ち込みやすい」「なんとなく体調がすぐれない」「人づきあいがおっくうに感じる」など、加齢とともに生じるある程度の衰えは、高齢になれば自然なことです。
しかし、運動不足、栄養不足、刺激の低下などによる急速な衰えは、日常の心がけで予防・改善することができます。
フレイルを進行させる要因は?
フレイルが進行してしまう要因は大きく2つあります。
1つ目は、生活習慣病をはじめとした「持病の悪化」です。
そしてもう1つは、心身の機能の「老化による衰え」です。
フレイル予防の3つの柱
フレイル予防の3つの柱は、「栄養(食事・口腔機能)」「身体活動(運動・生活活動など)」「社会参加(趣味・ボランティア・就労など)」です。
どれか一つでも欠けてしまうと、フレイルになってしまう可能性があります。
栄養(食事・口腔機能)
低栄養が進み、筋肉量が低下すると、免疫力が低下して、感染症や骨粗しょう症、転倒、骨折を招く恐れがあります。
シニア世代は、「やせ」を防ぐ食生活に変えていきましょう。
1 筋肉の材料となる「たんぱく質」を積極的にとりましょう。
2 エネルギー源となる「糖質、脂質」、体の調整役である「ミネラル、ビタミン」をバランスよくとりましょう。
3 食が細くなった場合は、「少量分食」がおすすめです。食事の1回量は食べきれる分とし、1日の食事回数を増やしましょう。
4 噛む、飲み込む、話す力が低下すると「オーラルフレイル」となり、進行すると全身の衰えにつながります。柔らかすぎる食材を避け、噛む回数を増やしたり、定期的に歯科検診を受け、お口の機能低下を防ぎましょう。
身体活動(運動・生活活動など)
フレイル予防のためには、「歩く力」に直結する下半身の筋肉と、「体のバランス」を保つ体幹の筋肉が大切です。
ウォーキングだけでなく、筋力トレーニングも継続しましょう。
大網白里市では、ロコモ体操を推奨しています。
ロコモとは、ロコモティブシンドロームの略称で、運動器の障がいにより、立ったり座ったりするための身体機能が低下した状態をいいます。
ロコモを予防することは、要介護状態を予防することになり、元気でいきいきと生活するためには大切です。
ロコモ予防のために「ロコモ体操」を継続して、健康でいきいきとした生活を送りましょう。
市内の公共施設で実施している「いきいき元気クラブ」では、ストレッチや筋肉トレーニングだけでなく、ロコモ体操も楽しく実施できます。
また、運動習慣のない方は、運動のきっかけづくりのために、「いきいき元気クラブ」への参加をおすすめします。
運動教室「いきいき元気クラブ」について | 大網白里市(←「いきいき元気クラブ」の詳細はこちらをご覧ください)
大網白里市が推奨する「ロコモ体操」を動画配信しています。
スマートフォン等のカメラやQRコード読み取りアプリを起動して、下記のQRコードを読み取るとYouTubeにつながります。
※動画を視聴する場合は、データ通信量の制限等にご注意ください。定額制のサービスを利用してない場合は、速度制限や高額請求となる可能性があります。
大網白里市では、自宅でできる簡単体操のDVDやリーフレットを無料配布しています。
DVDは在庫がなくなりしだい終了です。リーフレットは下のPDFから印刷できます。
〇DVD配布対象者:大網白里市に住民登録のある65歳以上の方
〇DVD配布日:平日午前8時45分~午後4時30分(祝日、年末年始休業日を除く)
〇DVD配布配布場所:大網白里市役所高齢者支援課窓口
自宅でできる簡単おすすめストレッチ&筋トレ
自宅でできる簡単おすすめストレッチ&筋トレ (PDF形式、631.43KB)自宅でできる簡単おすすめストレッチ&筋トレです。

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社会参加(趣味・ボランティア・就労など)
高齢になると、退職や家族・友人との離別などをきっかけに、社会とのつながりが希薄になりがちです。
社会とのつながりが薄れると、ドミノ倒しのように、心と体の健康がくずれるきっかけになってしまいます。
運動習慣だけでなく、囲碁や将棋、絵画、カラオケなどの「文化活動」、ボランティアなどの「地域活動」を行う人は、運動習慣のみの人と比べるとフレイル発症のリスクが低いことがわかっています。
また、運動や食事も誰かと一緒にするほうが、脳や心を刺激してフレイル予防につながります。
フレイルを予防するうえで大切なのは「やりたいと思って参加すること」です。一人の時間が好きな人が無理をして地域の集まりなどに参加することは逆効果になりかねません。まずは「自分のやりたいこと」や「実現しやすいこと」から始めてみましょう。
手軽に始められるウォーキングは、途中で出会った近所の人に挨拶をしたり、きれいな景色を写真に撮って、家族や友人に送ったりすることで、自然と話題も増え、見守りにもつながります。
おわりに
もし、心身の活力が低下していて、フレイルになりつつあったとしても早めに気づいて予防・対策することで、要介護への進行を遅くすることができ、さらに元気な状態に戻すこともできます。
セカンドライフを元気に過ごすために、自身の生活や健康について考えてみてはいかがでしょうか。
大網白里市地域包括支援センターでは、保健師が健康相談を実施しています。お気軽にご相談ください。
