市長とのふれあいミーティング(第7回:農業研究会)
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ふれあいミーティングとは
市では、市民や各種公益団体、事業者等、幅広い分野に携わる多くの方々と自由な意見交換を行うことで「未来に向けてみんなでつくろう! 住みたい・住み続けたいまち」に向けた今後の市政運営への参考とするため、ふれあいミーティングを開催しています。
第7回対談(農業研究会)
農業研究会の皆さん
7回目は、 市の基幹産業である農業を盛り立てようと発足された農業研究会に所属する若手農業者の方々にお話を伺いました。
※「農業研究会」以下「農研」
(市 長)
農業の担い手不足や高齢化といった深刻な問題がある中、皆さんは、農業を盛り立てようと、どのような活動をされているのですか。
(農 研)
農業の魅力をPRするため、市のイベントである産業文化祭や浜まつりに参加したり、トウモロコシやサツマイモの収穫体験会を企画しています。
昨年度の産業文化祭の時には、新規で農業を始めたいという方が、私たちのところに話を聴きに来てくれました。
(市 長)
市のイベント会場が参加者同士の意見交換の場ともなっていることを知り嬉しく思います。皆さんに相談した方が、いつか農業を始めてくれると良いですね。
(農 研)
実は、その方ですが、今は農業を勉強しながら、私たち研究会の会員としても活動しています。
(市 長)
皆さんとの会話で魅力を感じ農業に携わる方が増えたことは、農業研究会活動の成果ですね。
続いて、トウモロコシやサツマイモ収穫体験会についてお話を伺いたいと思います。
(農 研)
毎年、夏にはトウモロコシ収穫体験会を、秋にはサツマイモ収穫体験会を企画し、市内外から大勢の方々に参加いただいています。昨年のトウモロコシ収穫体験会には、900人の参加がありました。収穫体験を楽しんでいただくとともに農業に興味を持つきっかけづくりになればと思っています。
(市 長)
このような大勢の参加者をどのように募ったのですか。また、収穫体験会を開催するうえで大変だったことはありますか。
(農 研)
参加募集については、市広報紙への掲載や市内をはじめ近隣市町の保育園、幼稚園、小学校を通じ各戸へのチラシを配布しました。
また、毎年、頭を悩ませるのは、開催日の決定です。農作物は天候の影響を受けるため、開催日を数か月前に決定することができません。
(市 長)
天候の予測は本当に難しいですね。チラシを各戸へ配布となると手間がかかりそうですが。
(農 研)
1人でも多くの方に農業を体験していただきたいという思いから、各戸へチラシが届くようにしました。その結果、参加者が増えたので、手間をかけた分、見返りも大きかったと思います。
(市 長)
皆さんの熱い思いが伝わってきます。
今後も、市としてできること(市広報紙やホームページへの掲載)をし、皆さんのお力になれればと思っています。
収穫を体験された方々の反響はいかがですか。
(農 研)
「スーパーに並んでいる農作物しか知らない子どもに貴重な農業体験をさせることができて良かった」「収穫したばかりのトウモロコシは美味しい」「自分が住んでいる市では農業体験はできないので次回もぜひ参加したい」など、数多くのお声をいただきました。
(市 長)
ときには収穫体験会が、教育の場ともなっているんですね。
市外からの参加者は多いのですか。
(農 研)
年々、市外の方が増えています。「農業体験ができる市」は、大網白里市のPRにもなるのではないでしょうか。
(市 長)
私も、農業体験会をはじめさまざまなイベントを活用し、市外の方へも本市の魅力を発信していけたらと考えています。今後も、農業研究会の活躍を期待するとともに、引き続き、貴重なご意見をお願いします。