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あしあと

    平成28年度入庁 健康増進課 健康増進班 歯科衛生士

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:11796

    健康増進課 健康増進班 歯科衛生士

    なぜ大網白里市職員になったのか?

     一般に歯科衛生士というと、歯科医院に勤めているイメージが強いと思います。しかし、実は千葉県は市町村に勤務する歯科衛生士の数が多い県でもあります。私は歯科衛生士の業務の中でも、疾病の「予防」に興味がありました。歯や口腔について特に問題を感じていない方に対して、専門職として得た知識や経験を生かし、疾患を未然に予防し健康増進に寄与するような仕事をしたいと思っていました。そのため、病院や歯科医院などの医療機関よりも市の職員という道を選びました。
     大網白里市は歯科検診を集団で実施しており、検診後の歯科保健指導まで携わることができます。自分が市民の方に直接関われる機会が多いことは、とてもやりがいのあることだと感じました。また、大網白里市は、市制施行されてまだ間もなく、これから発展していく過程で歯科保健も姿を変えていく必要があります。そういった現場に立ち会い、少しでも貢献できればと思い志望しました。

    仕事で印象に残っている出来事は?

     大網白里市では、乳児から高齢者まで幅広い世代の方に対して歯・口腔に関する事業を実施しています。これらの事業の中には、まだ一本も歯が生えていないような月齢のお子さんと、その保護者の方に一度に集まっていただいて、歯についてのお話をさせていただいたり、お口の中を観察する機会があります。お子さんがまだ小さいために、じっとしてくれなかったり、お口を開けるのを嫌がってしまったりとなかなか難しく感じる時もあります。また、高齢者の方を対象にお口の健康についての講座を開くことがあります。同じ年代の方に一度に集まっていただいていても、お口の状態は人それぞれです。できる限り来ていただいた方に合ったお話ができるよう、お口の状態を見極めていかなければなりません。
     こういった場面は、それこそ歯科医院に勤めていてはなかなか経験できないことだと思います。このような場所で仕事をするという自分の責任の重大さを思い知らされるとともに、やりがいを感じて嬉しくもあります。
     歯科医院の歯科衛生士にしかできないことがあるように、市の歯科衛生士として自分にしかできないことがあります。自分の立場で何ができるのか、何をすべきか考え、その役割を全うすべく日々模索しています。そして自分が地域の皆様のこれからの健康に少しでも役に立てればと思い事業に臨んでいます。

    大網白里市職員になってよかったことは?

     保健センターへいらしたお子さんに、「歯の先生だ!幼稚園でみた!」と声をかけられることがあります。大網白里市では市の歯科衛生士が各幼稚園・保育園(所)に出向いて歯みがき教室を年に2回行っています。参加してくれるお子さんに少しでも歯について理解してもらえるように、教室の内容は毎回工夫して行っています。私はまだ職員になって1年目であり、各施設にも2回しか行っていないのですが、話したことをお子さんがちゃんと覚えてくれていたことがとても嬉しく感じました。こうして声をかけてもらったり、笑顔で参加してくれる姿をみていると、更に頑張ろうという気持ちが湧いてきます。


    ★大網白里市職員を志望する皆さんへメッセージ★

     大網白里市は地域の皆さんも職員の先輩方も優しく心温かな方ばかりです。そんな人たちと一緒に仕事をしていくと、きっとやりがいを持って毎日に臨めると思います。是非そんな大網白里市の仲間の一人となって、よりよい社会を目指していきませんか。心よりお待ちしています。