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あしあと

    木造日蓮聖人坐像(もくぞうにちれんしょうにんざぞう)  

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:237
    <千葉県指定有形文化財>
       ・所在地  大網3002
       ・所有者  本國寺
       ・年代    室町
       ・指定日  平成16年3月30日
    木造日蓮聖人坐像(もくぞうにちれんしょうにんざぞう)  

    木造日蓮聖人坐像(もくぞうにちれんしょうにんざぞう)  


     木製の座像で、高さ85cm。実物の法衣と袈裟を着装した、裸形着装像である。

     ヒノキ材を用いた寄木造りで、玉眼と水晶の白毫(びゃくごう)がはめ込まれている。

     体内の銘文によると、天保15年(1546年)4月に「板倉右衛門尉」の発願により

     「酒井小太郎」を大檀那として、多くの信者の協力で造立し、古くから人々が

     五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈願していたことから、別名「雨乞祖師(あまごいそし)」と

     呼ばれていた。

     祈願により雨に恵まれた農民の報恩碑が2基、本堂に向かって左側に建てられている。