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あしあと

    山辺郡永田村郷五人組帳(やまべごおりながたむらごうごにんぐみちょう)

    • [公開日:]
    • [更新日:]
    • ID:252
    <市指定有形文化財 (書籍)>
       ・所在地  永田地区
       ・所有者  永田地区
       ・年代    江戸
       ・指定日  昭和61年4月20日
    山辺郡永田村郷五人組帳(やまべごおりながたむらごうごにんぐみちょう)

    山辺郡永田村郷五人組帳(やまべごおりながたむらごうごにんぐみちょう)
     

    五人組とは、五軒を一組として、犯罪の防止や年貢を確実に納めさせるよう

    連帯責任を負わせた江戸時代の組織である。

    その守るべき法規を記し、組員が連判誓約したものが五人組帳である。

    五人組は支配地ごとに組織されるが、複数の領主がいる村では、

    支配地ごとに組織することなく、村全体を一つの村として五人組が組織される場合があり、

    これを郷五人組(ごうごにんぐみ)又は五軒組(ごけんぐみ)と呼んだ。

    当時、永田村は8人の領主によって支配されており、非常に複雑な支配関係になっていた。

    なお、当時の資料として、永田村郷五人組帳が20冊、御鷹場郷五人組改帳、

    御請書五人組帳、御改革五人組帳など合計28冊の資料が確認されており、

    現在、光昌寺(こうしょうじ)で保管されている。