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鋳銅鰐口(ちゅうどうわにぐち)

[2015年12月17日]

<市指定有形文化財 工芸品>
   ・所在地  萱野字下559
   ・所有者  正法寺
   ・年代    室町
   ・指定日  昭和61年4月20日
鋳銅鰐口(ちゅうどうわにぐち)

鋳銅鰐口(ちゅうどうわにぐち)
 

萱野(かやの)正法寺(しょうぼうじ)に室町時代の享禄2年(1529年)に作られたと伝わる、

銅製の鰐口(わにぐち)がある。

表面には8葉の蓮華文を中心に、2、3、1条と等間隔に帯線がついている。

銘文として右に「上総国貳宮壮本納幡大明神常住」と刻まれ、左に製造年と「宇澤定吉作」と刻まれている。

この銘文によると、鰐口はもともと本納(茂原市)の幡大明神(ばんだいみょうじん)(現 川戸神社)の

ものであったと推定されるが、これが正法寺に伝わった理由は不明である。

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