鋳銅鰐口(ちゅうどうわにぐち)
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<市指定有形文化財 工芸品>
・所在地 萱野字下559
・所有者 正法寺
・年代 室町
・指定日 昭和61年4月20日
・所在地 萱野字下559
・所有者 正法寺
・年代 室町
・指定日 昭和61年4月20日
鋳銅鰐口(ちゅうどうわにぐち)
萱野(かやの)正法寺(しょうぼうじ)に室町時代の享禄2年(1529年)に作られたと伝わる、
銅製の鰐口(わにぐち)がある。
表面には8葉の蓮華文を中心に、2、3、1条と等間隔に帯線がついている。
銘文として右に「上総国貳宮壮本納幡大明神常住」と刻まれ、左に製造年と「宇澤定吉作」と刻まれている。
この銘文によると、鰐口はもともと本納(茂原市)の幡大明神(ばんだいみょうじん)(現 川戸神社)の
ものであったと推定されるが、これが正法寺に伝わった理由は不明である。