地球温暖化対策
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地球温暖化とは?
温暖化とは、人間の活動の拡大につれて「温室効果ガス」が大量に大気中に放出された結果、地球全体の気温が急激に上がり始めている現象のことをいいます。
二酸化炭素、亜酸化窒素、メタン、オゾンなどが温室効果ガスと言われ、これらは本来、地球の温度を適正に保つ役割を持っていました。
しかし、大気中に含まれるこれらの気体が増えた結果、地球全体に厚く覆いをかけたような状態になり、地球規模の影響をもたらしています。
異常気象 | 洪水、渇水、干ばつが増加すると考えられます。水不足や砂漠化の進行が加速する恐れがあります。 |
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海面上昇 | 両極の氷や氷河の融解、水の熱膨張などにより海面の上昇が予想されます。その結果、海岸線の侵食、台風や高潮の被害の増大などの影響が考えられます。 |
生態系の変化 | 環境の変化に対応できない動植物が絶滅し、生態系全体のバランスが崩れます。 |
健康被害 | 熱射病が増大し、またマラリアやコレラなどの熱帯性の疾病が広がると考えられます。 |
食糧危機 | 穀物などの生産性の低下を招き、世界的な食糧難の恐れがあります。日本は食料の多くを輸入に頼っており、深刻な影響が考えられます。 |
パリ協定
パリ協定とは、2015年12月12日にパリで開催された気候変動枠組条約第21回締約国会議(COP21)で採択された国際条約です。
190か国が参加、加盟し世界の平均気温の上昇を2℃を十分に下回る水準に抑制し、1.5℃以内に抑えるよう努力するという長期目標を国際社会が決めたことです。
私たちにできること
地球温暖化防止には私たち一人ひとりの身近な取り組みが大きな力になります。関連コンテンツを参考にできることから始めてください。