備えは万全ですか
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備えは万全ですか
日本は世界でも有数の地震国です。近年、東日本大震災や熊本地震のような大地震により、家屋の倒壊や津波災害のほか、土砂災害など大きな被害が発生しています。
このような大地震から素早く身を守り、対処できるように日頃からしっかり備えておきましょう。災害発生のその時、助ける側にいるか助けられる側にいるかは、今日から行動を起こせるかどうかにかかっています。

減災につなげる自助・共助・公助
日頃から災害に備えておくことで被害を小さく抑える「減災」という考えが広がっています。そこで重要なのは「自助・共助・公助」です。「自助」は一人ひとりが主体的に取り組むこと。「共助」は近所や地域など身近にいる人同士が助け合いながら取り組むこと。「公助」は国や市など行政が取り組むこと。自分の身を守ることができなければ、共助は成り立ちません。

一人ひとりができることを始めよう
まずは家庭内の安全点検を行ってみましょう。地震が起きた時、食器やテレビが飛散すると、ガラスなどが割れてしまい安全に避難できません。ましてや家具の下敷きになってしまうと、避難できない状況になってしまいます。早速、家庭内をチェックしてみましょう。
~ 我が家の防災チェックシート ~
□家具を固定するなど転倒防止を行っている
□食器等が飛散しないように対策を取っている
□家族内で安否確認の方法を確認している
□飲料水や食料を3日分以上備蓄している
□非常時の持ち出し袋を準備している
□避難所や避難経路を確認している

自助から共助へ
日頃から地域の方と積極的にコミュニケーションを取っておくことで、いち早くより良い助け合いができます。これを機に近所の方とコミュニケーションを図り、地域の防災力・減災力を高めましょう。

緊急時に備えて備蓄しましょう
緊急時に備えて食料品をはじめ生活必需品を備蓄していますか。
流通網が途絶されることも想定し、国では各家庭1週間分の備蓄を呼びかけています。
いざというときすぐに持ち出せるように、非常持出品とあわせて、日頃から準備・点検しておきましょう。 避難するとき、あまり欲ばりすぎず、背負いやすいリュックサック等にまとめておきましょう。