防災重点ため池について

　平成30年7月に発生した西日本豪雨など、近年局地的な豪雨や地震等により多くの農業用ため池が被災し甚大な被害が発生しています。このため農業用ため池の情報を適切に把握し、決壊による災害を防止するため、「農業用ため池の管理及び保全に関する法律」が施行されました。ため池が決壊する恐れがある場合に、適切かつ迅速に避難するため、市内にある農業用ため池のうち「防災重点ため池」のマップを千葉県が作成しましたのでお知らせします。

※防災重点ため池とは、決壊した場合の浸水区域に家屋や公共施設当が存在し、人的被害を与える恐れのあるため池です。

※大網白里市内防災重点ため池・・・・・1．小中池　2．前島池

　本市では、小中池が防災重点ため池に指定されたことに伴い、大規模な地震や豪雨などにより、万が一小中池の堤防が決壊した場合を想定し、「小中池ハザードマップ」を作成しました。

　「小中池ハザードマップ」は、小中池が決壊した場合の浸水深さや、浸水の広がる速度などを氾濫シミュレーションによって予測し、地図に浸水区域や洪水到達時間を示したものです。

　日頃からこのハザードマップを活用し、家族や地域で話し合い住民一人一人が避難方法や避難場所を確認し、いざという時に備えましょう。

　「農業用ため池の管理及び保全に関する法律」が令和元年7月1日に施行されたことにより、前島池が新たに防災重点ため池として指定されました。

　このたび、千葉県より前島池の「浸水想定区域図」が提供されましたので公表します。

　「浸水想定区域図」とは、ため池が決壊した場合の浸水深さや浸水の広がる速度、氾濫水の最大流速、歩行困難度等の想定を図示化したものです。